G5の透水性について
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G5の透水性について

2020年07月20日(月)4:47 PM

おかげさまでタフコートG5は様々な現場で採用され、実績もさることながら品質もかなり向上してきました。
先日、G5の舗装をした際、勾配上、どうしても水が溜まる部分がありました。
幅員4mの歩道なのですが、境界の関係上、地先境界ブロックがセンターに設置してあり、両端が高く、
センターに向かって1.5%程度の勾配がある状況でした。
これはどう見ても水が溜まります。
幸い縦断勾配が1.0%程度あったので、水が溜まるようなら押してくれるものと期待しておりました。
施工直後の夕方から明け方まで大粒の雨。
完全に水が溜まっているだろうと思っていましたら、水たまりがありません。
「???」正直そんな感じでした。

もしや・・・。そんな気持ちで現場透水試験を実施。
やっぱり!
このタフコートG5は透水するんです。
あんまり密度があったので透水しないかと思っていましたが、基準値以上です。
また、寒冷地において凍結融解を避けるには透水性は邪魔な機能だったのですが、
このG5はマーシャルでも25~35KNくらい出るので安心です。

役所を交えて確認します。


歩道部の透水係数が300mℓ/15secなので、この400mℓ/6.56secはかなり優秀です。
透水性舗装としてもその効果を謳ってかまわない数字です。

今、G5は民間工事においてもその可能性を広げようとしています。
駐車場や、版築などにも利用できることから、設計者の思いはどんどんカタチとなって
図面に反映されていきます。

ご期待ください。



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